都道府県や市区町村が運営・管理する公営墓地はお得感満載なでしょうか?
それとも所詮お役所仕事なのでしょうか?
あなたはどちらを選ぶべきなのでしょか?
目次
公営墓地とは
公営墓地は、各都道府県や市町村など、地方自治体が管理・運営している墓地のことで、
東京では都立霊園などとも呼ばれています。
公営墓地といっても、場所によって、緑豊かな「公園墓地」、欧米風の「芝生墓地」など、
様々な種類の墓地が用意されている場所もあります。
希望者は、あらかじめ自治体のホームページなどでリサーチの上、
管理している各自治体に直接申し込みます。
募集時期が年に1回とか、決まっているところもあるので、注意が必要です。
期間内に申込をしたら、あとは抽選に当たることを祈るだけです。
比較的安いというのが公営墓地の人気の理由
公営墓地は民営墓地に比べて安価です。
ただし、都心はそれなりのお値段となります。
そして、年間管理料もお安い設定になっていますので、
立地条件が良くて、比較的安価な場所はかなりの高倍率になります。
毎回応募しても毎回抽選に当たらないので、
仕方なく民営墓地にシフトチェンジする人も少なくありません。
それほど魅力的だったりします。近場にあれば、もちろん選択肢の第一候補になるわけです。
公営墓地はお役所運営で安心の永代供養?
公営墓地は、ビジネス墓地ではないので、倒産などのリスクがないとされています。
管理料を払い続ける限り使用権は確保されるわけです。
民営墓地は社会構造の変化や経営環境の変化などで、墓地運営に支障をきたすという
リスクが当然にあるわけです。
安心を求める人にとって、公営墓地は最適なお墓なのです。
住宅ローンで、35年固定ローンを組んだ堅実派の人には特におすすめです。
宗教を問わない公営墓地がいちばんありがたい
寺院墓地のように宗旨・宗派の著しい制限等はありません。
民営墓地だとほとんどの宗教が大丈夫ですが、まれにNGがあったりしますね。
もちろん、日本は信教の自由が保障されているわけなので、
公営墓地でも何ら問われることはありません。
また、無宗教でも問題ありませんが、一応、事前に確認しておきましょう。
公営墓地は自由に好きなお墓を建てられる
寺院墓地なら、必ず指定の石材店があり、そこに依頼をしなければなりませんが、
公営墓地には指定の石材店はありません。自由な発想でお墓を建てていいというのも
素晴らしいアドバンテージです。
お墓も近年は多様化しています。こだわりがある人にはかなり重宝されています。
まとめ
都営墓地は安価ですが、場所によります。
青山霊園だと、使用料だけで400万円~1,000万円しますし、他にも人気の場所はそれなりです。
お墓とは長い付き合いになるので候補の霊園にはなるべく足を運んでみてください。
「現場100回」とは昭和の刑事だけの言葉ではありません。
墓石建立はある程度自由に任されているので、様々なお墓を見学もできます。
ちなみに、青山霊園は高額ですが、名だたる著名人と同じ場所で眠ることができます。
そういった付加価値のお値段と思えば安いもの?かもしれませんね。
(葬祭の窓口ライター)
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