ペットブームは現在進行形!どんどん拡大します!
かわいいペットが亡くなることは、もちろん想定していませんよね。
ペットとの永遠のお別れも多様化が現在進行形!
あなたは、ペットとどんなお別れをしますか?
目次
ペットのお葬式が急増している理由とは?
一般社団法人ペットフード協会の2016年の調査では
日本の犬の飼育頭数は9,878,000頭、猫は9,847,000頭で、
合わせて19,725,000頭に上ります。
ペットを家族の一員と考えるは確実に増えています。
そして、人間同様に高齢化の様相を呈しているのです。
犬の平均寿命は14.36歳、猫の平均寿命は15.04歳とのことです。
ここでひとつ違うのは動物の場合、少子化は進んでいないということですね。
ペットを溺愛するあまりにペットが亡くなった時も人間同様の火葬をして、
お葬式をする人が増えているわけです。
ペットはどんな存在なのか?ペットの今昔物語
ひと昔前の動物の飼育と言えば、仕事の補助や番犬などの、
労働補助や安全管理上の存在だったり、
鶏などの栄養補給としての存在だったりしたはずです。
しかし、時は流れて平成も終わりに近づくと
ペットはどんどんと昇格しているのでした。
高齢者とペットとのふれあいが奏功するとの
医学的な裏付けもあったりするわけですし、
そして空前のペットブームを経てすっかり家族と同等になりました。
あなたのまわりにも、小型犬などに服を着せたりして飼育する
お金持ちが数人はいるはずです。
ペットが亡くなったらどうする?ペットの今昔物語
ペットが亡くなる時、戦前・戦後の昔なら例えば、鶏なら家族みんなのために
鶏が食卓に並んでいたりしたものでした。
番犬が亡くなれば、庭に埋葬したり、ちょっと大きければ
自治体に電話して焼却処分をお願いしたりしていました。
そこには、悲しいけれどある程度割り切った感覚がありました。
家族の絶対数が少なくなった今、家族以上に溺愛されるペットも少なくないので、
「火葬」、「お葬式」という感覚になるわけです。
ペットを飼育したことがない方には理解できないかもしれませんが、
これが今の日本の現状なのです。
ペットの火葬やお葬式業者が増えている理由は?
ペット人口?が増えてペットに市民権?が与えられて、
「お葬式をしなきゃ」という考え方が浸透してくると、
人間のための「葬儀会社」が「ペット葬儀」にどんどん参入してきました。
ノウハウはあるので、簡単に参入できるわけなのです。
人間のお葬式は客単価が下がり始めていて、特に都心部に顕著なので、
ペット葬儀参入は自然な成り行きだったのかもしれませんね。
法整備があまりなされていない業種なので、火葬移動車で火葬を請け負う職種とか、
ペット霊園などの新規参入もあるわけです。
そして玉石混交状態にあることは確かですね。
たかがペット?されどペット?火葬からお葬式にかかる費用はいくら?
大切なペットのためなら、ちゃんと火葬してお葬式もしたい。
読経してもらい、位牌を作り、毎日仏壇で供養したい。
こんなことも珍しくなくなりました。
火葬の費用は小鳥サイズで1万円くらいから、
大きさや体重によって数万円の範囲が主流のようです。
お葬式はペット葬儀社に問い合わせが必用になりますが、
都心ではセットプランで30万円前後というのもあります。
そして、お墓は人間ほどではありませんが、少しお高い数十万~百万円くらいでしょうか?
ペットが家族の一員になる前は、「犬が死んだので、処分したいのですが。」と
自治体に連絡すれば数千円くらいで処分してくれていました。
これは今でも変わりありません。
家族なのだから多少高くてもちゃんと供養してあげたい。こ
れも正解ですし、ペットにそんな投資はできない。これも正解なわけですよね。
まとめ
ペットに対する考え方は人それぞれです。
共に十数年暮らしてきた家族同然の存在でもあるわけです。
お金が潤沢にある人はやってあげられるすべてのことをしてあげてください。
そうでないみなさんは、出せるお金の総額から逆算してできることをしてください。
都心においてコストを30万円としているなら、お葬式はできますが、
ペット霊園は無理なので自分の敷地内に埋葬するか、散骨してください。
10万円なら簡単なお葬式だけで、位牌とか仏壇セットは省略しましょう
といった具合ですね。
オプションが何かとかかるので、人間同様にしっかりとした見積が重要ですね。
いずれにしても、ペット火葬業者やペット葬儀社について、
事前のリサーチが必用となります。
あなたのペットが平均寿命を超えてきたら何となく考えておきましょう。
(葬祭の窓口ライター)
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