人口約14億人、そして世界最大人口というポジションを
一度も譲ったことがないとういう中国ですが、今大きな問題を抱えています。
日本より歪な人口ピラミッド型による、少子高齢化問題が静かに
確実に熟成を続けています。
日本にとって対岸の火事で済むのでしょうか?
中国の少子高齢化問題とは?
中国の人口は約14億人。
つい最近まで人口抑制政策の「1人っ子政策」を実施していた関係で
人口ピラミッドが歪になってしまったのは有名な話ですよね。
二人以上の子供を産むと、罰金などのペナルティが課せられたりしたので
二人目以降の子供は戸籍が無かったり、業者に売られてしまったり
男児が生まれるまで堕胎が横行していたりした結果
1人っ子の総数が、日本の総人口を超えて、1億4,000万人に達してしまいました。
そしてこの莫大な数の1人っ子の男女比において
極端に男性が多いという異常事態を生んでしまいました。
歴史上類を見ない極端な男女比が出来上がり
中国版おひとり様は、あのサッカー選手と同じくらい半端ないわけです。
デメリットだけではない?中国版おひとり様のメリットとは?
中国の半端ない数のおひとり様に対して、ビジネスチャンスを見出したのが、
中国を代表するインターネット通販企業のアリババでした。
アリババは「1」が続く11月11日を「おひとり様の日」と命名して
1日限りの大規模なセールを実施しています。
「おひとり様の日」イベントは、実際にはだれでも買い物ができるのですが
そのイベントが大成功を収めていて、売上数字は天文学的となり
日本のネット通販トップクラスの年間売上を1日で売り上げてしまったこともありました。
中国という国は、世界経済を牽引してしまう消費行動の国になったと
認めざるを得ない現象でした。
中国版おひとり様はどこへ行くのか?
中国では近い将来、結婚適齢期の男性が女性より3000万人も多くなるそうです。
3000万人以上の独身男性が中国人とは結婚できないという
歴史的事実がすぐそこにあるわけです。
おひとり様の日にアリババで爆買いをしてくれるからOK
なんて悠長なことは言っていられないですよね。
そこで、結婚できない男性たちに残された手段として、国際結婚が挙げられ
経済発展途上国の女性が相手方として浮上しています。
すでに内陸部ではかなりの国際結婚が成立しているとか。
総人口で世界1ですが、国際結婚人口もダントツトップになるのも明白ですよね。
まとめ
中国版おひとり様がこれから巻き起こす社会現象として
圧倒的な消費と国際結婚があるわけですが
国際結婚と言えば、日本では結婚できない男性と、経済成長途上国の女性という
図式がありましたね。
グローバル化が一層進み、これからは莫大な資産を持つ中国版おひとり様男性と
日本人女性との国際結婚も当然考えられる構図になりますね。
中国の資産家と日本人女性との結婚が増えてくると
日本人男性の結婚が、ますます難しくなりますね。
日本版おひとり様のあなたはどうしますか?
(葬祭の窓口ライター)
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