一般的になった「終活」というワードですが、いつ? なにを? どんなふうに?
といった具体的にどんなことが終活なの?という疑問がありますが、
だ終活はブームでなく、必修科目であり、履修単位になりましたよ。
あなたはいつ履修しますか?
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終活って誰が、いつ始めるの?
終活がちょっとしたブームになっていて、関係業界もいろいろ入り乱れての
様相を呈しています。
メインターゲットは高齢となった団塊の世代のみなさんで、
そろそろ自分の終末期を見据える時期に来たと感じる方が
「お墓探し」、「断捨離」、「お葬式」、「遺言」など様々な準備を始めることです。
いちばん手っ取り早いのがエンディングノートを書くことですね。
終活に適齢期はありません、今すぐ初めてOKですよ
終活をビジネスの側面で考えると、団塊の世代のみなさんは
他の世代の方々と比べても、かなり多くの資産を持っていることが分かっています。
この団塊マネーを狙って様々な企業がしのぎを削っているわけです。
団塊の世代のみなさんは、これからの相続や年金受給について
しっかりと理解をした上で、保険などの金融商品を見直したり、
介護などの問題に直面する前に何らかの準備も必要になります。
また、比較的若い世代でも早々に終活を意識されている方もいらっしゃいます。
終活のメインメニューとお値段
終活のメニューは数多ありますが、
とりわけ必ず必要となり、大きなウエイトをしめるのが、
「お葬式」と「お墓」です。
お金がたくさんある方、お金があまりない方、ともに必ず備えなければなりません。
都心の葬儀・告別式の平均額は200万円前後かかりますし、
都心でのお墓建立は平均200~300万円と言われています。
平均の金額でもかなりの高額になります。
このふたつの目途が立てば、とりあえずひと安心といえるのではないでしょうか?
しかしながら、経済の低成長が続き、これからは潤沢な終活資金の準備が
容易ではない方々が増える傾向にあります。
それぞれの身の丈に合った終活があるわけです。
終活を始めたあなた、実際どんなお葬式がいいですか?
昔から続いているオーソドックスな「通夜・葬儀・告別式」は
2日にかけて行われます。
最近では「通夜」を行わない1日葬もあります。
また、規模においても多くの弔問にお越しいただくようなお葬式から、
「家族葬」と言われる比較的小規模のお葬式まで様々ですね。
また、葬儀・告別式の体裁をとらない「直葬」という火葬場でお別れをする
形式もあります。
自分の考えと遺族のみなさんの気持ちを勘案して、
最も理にかなったやり方を選択したいものですね。
終活での大問題?あなたはどんなお墓がいいですか?
お墓も日常生活とかけ離れているため、難しい選択となりますよね。
自分の親族との関係性とか、自分の家族のあり方とか、
残された方々への配慮などを考える必要があります。
公営霊園、私営霊園、寺院墓地、納骨堂などの選択肢があり、
かかる費用も様々です。
お墓にステイタスを持ちたい方なら1000万円以上のお墓もあります。
こだわらない方なら数十万で準備できます。
最近では樹木葬や海洋散骨などの台頭もあり、選択肢は広がる一方なわけです。
まとめ
終活とはある意味、お金の準備のことでもあります。
残る家族に金銭面で迷惑をかけないため、ということがテーマになるわけです。
「立派な場所で大きな墓石のお墓」といった自分ファーストで考えるのか?
管理が楽で経済的な負担も少なく、利便性のよい「納骨堂」のお墓を選ぶのか?
お金と物理的なバランス感覚と将来への見通しが試されるわけです。
今からなら考える時間は結構あるので、よく考えましょう。
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